Winding Road

手探りで進む曲がりくねった道。その先でしか本当のものとは出会えない……

民主主義とは情報処理方法の一つ

民主主義は情報処理の特定の形なのです。

民主主義とは、一つの制度であり、同時に人間の行動を組織化する方法です。

それ以上でも、それ以下でもありません。

それが、民主主義です。

 

しかし、現在の状況を見ると、

民主主義を、真実を得る方法だと思い込んだり、

嘘つきの政府を暴く方法だとまで期待している人がいて、

それが大きな混乱をもたらしているのです。

 

マルクス・ガブリエル

 

国難には大抵根拠がない

では今日のテロリズムとは何でしょう?

 

私が思うにテロリズムとは、国民を、恐怖をつくり出すことにより統治することです。

それがテロリズムの意味です。

これまでになく恐怖心が増している・・・・。

極端な恐怖と不安には当然ながら大抵は根拠がありません。

恐怖を感じるべきものを探してしまう、その根拠のない視線こそが、恐怖をつくり出すのです。

 

マルクス・ガブリエル(ドイツ・哲学者)

 

 

 

 

勘違いしないでよ

クロ現の道徳必修化の番組から

怒りがまるで収まらない。

 

怒りが収まらないので、勢いで書いておく。

 

つい先日我が家で実際にあった会話

 

下の子「ママ、ずっとずっと長生きしてね」

 

私「ママはね、明日死んでもいいと思っている」

 

下の子「明日死んじゃうの?」

 

私「人がいつ死ぬかなんて誰にもわからないよ。でも、明日絶対に死なないとは言えない。いつ終わってもいいように今日やるべきことはやって生きているんだよ」

 

下の子「ママがいないと困るよー」

 

私「何が困るの?」

 

下の子「ご飯とかー、掃除とかー。」

 

私「そんなもん、誰にだってできるでしょ。ご飯自分たちで作ればいいじゃない」

 

下の子「できないよー」

 

私「できないんじゃなくて、していないだけでしょ。自分でやればいいんだよ。そうやって自分は何もやらない、誰かにしてもらうこと前提っていうのは変だよ。自分には何ができるかってどうして考えないの?」

 

下の子「・・・・・・」

 

別の日

 

下の子「ママは生まれ変わったら、ママになりたい?」

 

私「なりたくない。絶対になりたくない」

 

下の子「どうして?」

 

私「つまらないから。自分の中につまるものがないからね。退屈だし。大変だし。いいことない」

 

下の子「ママってたいへんなの?」

 

私「じゃ、1日試しにやってみれば?」

 

下の子「・・・・・・・。やだ」

 

私「ほら。やだって言ったじゃん。ママはそもそも生まれ変わりたくないよ。これまで振り切れるほどやるべきことをやりきっていたし、もう十分。あとはそのへん空気になって漂っているわ。」

 

下の子「おれはママがいいな。また」

 

私「そう? でも、ママはいいや。もう十分。でもさ、あんたも子供にそう言ってもらえる大人になりなよ」

 

下の子「うん」

 

世の中のみなさん、お母さんには無償の愛とか、母性とか、生得的に備わっているなんてそれって盛大な勘違いだよ。

そう振る舞っているだけだよ。

だからね、進んでやっているなんて思わないでよね。

進んでやっていると思うなら、代わりにやってみればいい。

やれるもんなら、やってみな?

私はこんな毎日一回こっきりで十分だ。

人間の生活も十分だ。

 

子供にそんな返事をするなんて、残酷?

 

だって、それが真実じゃない。

 

その残酷さはあなたたちで構成される社会が私に押し付けているものでしょ。

それをありのままに見せているだけだよ、私は。

 

ひでえもんだ

この後に及んでセクハラってやつをまだ理解できない麻生。

 

ひでえもんだな。

 

恥知らずな福田といい、

 

嘘つきサイコパスの総理大臣といい、

 

霞ヶ関と永田町ってところは、

 

ばかの巣窟、吹き溜まりだな

 

こりゃ。

当てにしない

ハナから公教育なんてものには期待していない。

 

 

なぜなら、

自分自身、受けてきて、

それらは何にも与えてくれなかったかなあと、

しみじみ感じるからだ。

 

私の中をのぞいてみれば、

先生から教わったことなど、

ひとかけらも残っていない。

 

私の中にあるものは、

すべて

私自身が悶々と考え続け、

イライラし続けた挙句に

到達した「諦念」とも言える考えばかりだ。

 

 

そもそも教育してどうこうすることなんてできないんだよ。

考えなしのネトウヨはそうではないんだろうけど(笑)、

都合の良いように組み立てて、

権力の都合の良い人間に仕立て上げるなんて、

ふつうは(ネトウヨはのぞく)不可能で、

途中で「それはおかしいだろ」と気づくもんだ。

自分の意思が居心地悪くて。

 

 

社会を変えようなんて思っちゃいない。

全体を良くしようなんて、思わない。

私は心根が浅ましいので、無償のなんとかなんて持ち合わせていないから、しようもない奴は滅びてしまえばいいと思っている。

 

でも、自分の子供だけには

自分の経験してきたことを惜しみなく与えて、

アホで間抜けな人生を送らないように、

誰かのために生きることが自然とできるよう、

すべてを伝えていこうと思っている。

あとはしらん。

知るかっつの。

 

 

道徳

必修化するのは勝手だけど、

 

教師の側にファシリテーターとしての能力が欠如している状態で

授業をするのはやめてほしい。

クロ現の道徳の授業、なんだありゃ。

あれは道徳じゃないよ、洗脳だよ。

見せしめじゃん。

あれでは、

「社会から期待されている意見を言わないと、

 こうやって吊し上げられるんだよ」

という社会的な脅迫と変わらないでしょ。

 

異なる意見に対する

発展的な議論を導くことができない状況で、

何が道徳の授業だ。

 

洗脳したいのなら、

はっきりと洗脳したいと教科書に書けや。

 

異なる意見を許さないなら、

「こう考えろ、これ以外は許さない」と

はっきり書いてみろよ。

 

ほんとにこの国は頭から腐り始めているね。

しっぽまで腐るまであとどのくらいだろう。

 

教育現場も、少しは考えてみたら?

現場でできることたくさんあるでしょ。

どうしてそういう可能性を簡単に放棄するかな。

やらなくてもいい、誰もやってくれと頼んでもいない部活動なんてやらなくていいよ。

教育に必要な能力をしっかりトレーニングして、

頭から腐り始めている教育に少しは抵抗してみろっての。

無数にある現場で同時多発で一斉に抵抗したら、

どんな役所も手を出せないんだよ。

金がないなら、知恵で抵抗してみろや。

 

道徳、愛国心とうるさく騒ぐ奴らがこぞって悪いことしている日本で、

何が道徳的であれ、だよ。

嘘をついても、身内だけに利益誘導しても、

俺は悪くない、周りが悪い、どこかにいる誰かが悪い。と

居直り続ける総理大臣にまず教育してやれよ。

「正しく生きてみろ」って。

 

まったくもって、ほんとにここまでどうしようもないと、

ああ、もう日本を終わっているんだなとしみじみ思う。

いつか終わるではなく、

もう終わっているんだよ。

慣性の法則で惰性で動いているだけで、

生命活動は終わっているんだ。

 

終わりだね。

 

終わりだよ。

 

そうだね。