自己評価
自己評価の高い人間と、
自己評価の低い人間と、
あなたはどちらの人間が信用できる?と聞かれたら、
躊躇なく、
自己評価の低い人間、
と答える。
これまでの人生で、
自己評価が高く、自分に厳しいという人に会ったことがないからだ。
自己評価が高い人は、たいていの場合、自己評価ばかりが高く、
言い訳が多いし、他者をすぐに値踏みし、見下し、人間としても、
仕事のパートナーとしても信頼できなかった。
自己評価が低いというのは、
自分の見積もり方を心得ているということだ。
社会の中で突出した存在でないと満足できない底の浅い人間ではない、ことの証左でもある。
自己評価の高い人の自分の押し売りはほんと勘弁してもらいたい。
その見苦しさに耐えられないからだ。
しかし、結局は自分を第三者の目で眺めることができないから、押し売りできるわけで、私にとっては自己評価が高いということは一種の不治の病と同義であったりする。