難解だがこの上なく面白い
ガブの新著『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』を読む。
もちろん、難しい。
ガブが日本滞在中につぶやいたことを拾い集めた本だが、
そのへんのエッセイ集とはわけが違う。
とくに「Ⅱ章」
まあ、とにかく知の越境ぶりは半端無い。
何回か読めば、きっと隙間が埋まっていくんだろうと思っているが、
自力でできるかはわからない。
(頭は大して良くないので)
が、
どうしてこんな世の中になったのかは、
腑に落ちた。
もやもやを言語化してもらった感じだ。
大晦日までにもう一度読み直したいと思っていたら、
27日にガブのテレビ番組が予定されていることが判明。
「Ⅱ章」を取り上げた内容だった。
超絶ラッキーじゃん。
年明けにも番組が予定されているので、
楽しみにしている。
さて、この後は何を読もうか。
とりあえず、今年の復習をかねて、アレントにしようか。
今の世の中を生きなければならない者としては、
「悪の陳腐さ」を噛み締めておくことも必要だろう。
安倍一味へ
いまさら、100兆円ぶっこんでも、無駄だと思うよ。
もういちど、言うわ。
いまさら、100兆円ぶっこんでも、無駄。
死体になった経済に、
輸血したって、
無駄っしょ。
あきらめなよ。
往生際、悪過ぎだわ。
人でなし、とは。
最初は外国人実習生だっただけで、
こういうことを平気する人間は、
誰にだって、
同じようなことをする。
働き口を必死に探す、
高齢者、
若者、
女性・・・
みなに同じことを平気な顔してするだろう。
子供に対しても同じだ。
だから、
「必要悪」だなどと、
許容してはならんのだよ。
「必要悪」など、ない!
必要ならば、悪にならぬよう、必要悪などとぬかすお前自身が努力すればいいのだ。
いいか、
人でなしは、誰に対しても、人でなしだ。
友達にも、
親にも、
配偶者にも、
子供にも、
仲間にも、
同僚にも、
ひとえに「人でなし」なのだ。
だから、そういう輩が権力の座にのさばらないように、
監視し、落選させなくてはならないのに、
この国の脳みそゆるゆる能天気な有権者は
ほいほい貴重な一票をくれてしまう。
どんだけ脳みそ腐ってんだよ。
末路
毎日、何かが盛大に音を立てて壊れていく社会、
毎日、何かが腐っていく社会、
そんな社会の末路を想像できない奴は、
もはや「人」ではない。
ゾンビだね。