Winding Road

手探りで進む曲がりくねった道。その先でしか本当のものとは出会えない……

小さく生んで大きく育てよ、とは言うけれど

しょーま、超未熟児で生まれてきたんだね。

 

私の子供は、二人とも、低体重児で、

そりゃ、その後の成長に気を揉んだ。

 

 

生後6ヶ月までは座布団が敷布団代わりだった。

それでもきっちり収まって、

小さいと言ったら、なかった。

 

とくに上の子(姉)は食が細く、

粉ミルクを併用して、どんどんカロリーを摂取するよう言われていたが、

一切拒否して、飲んでくれない。

離乳食も匙で3杯口に入れればいい方。

身長も体重も低空飛行。

保育園を卒園する直前になんとか100センチになるという状況だった。

 

小学校に入学すれば、体の大きな同級生に囲まれて、

本当にこれからどうなることか、、、と思った。

 

でも、軽い体が幸いしたのか、体操が得意で、

年長のときにはロンダードからバク転をこなせるようになって、

それが彼女に自信をつけさせてくれた。

 

しょーまのご両親も、スケートに取り組む彼を見て、さぞや安心したのではないか。

 

うちの子二人も、今でも大きいわけではない。

体は小柄なままだが、

健康そのものだ。

上の子はソフトボールの部長に指名されて、自分より体の大きな選手をまとめている。

「スポーツは頭でするもんなんだよ。

 だから、体が小さくても、大丈夫なんだよ。ふん!」

だそうだ。

 

下の子も体が軽いからか長距離走るのが好きらしく、

持久走のシーズンは朝から晩まで校庭を走りっぱなしらしい。。。。

 

体が小さくても、それなりに活躍できる居場所はあるもんだ。

大きく育たなかったとしても、いいと思うよ。

その子が笑顔で、自分の好きな事を持っているなら。