Winding Road

手探りで進む曲がりくねった道。その先でしか本当のものとは出会えない……

レジェンド

テニスのレジェンドと言えば、

文句無しに、ロジャー、である。

 

ジョコが無敵だったときも、

ナダルになかなか勝てず、大きく負け越していても、

やっぱり「レジェンド」と言えば、

ロジャー・フェデラー」である。

 

ぶっちゃけ試合に勝とうか負けようが、

関係ないのだ。

ロジャーはそういう選手なのである。

 

ロジャーがいない試合はなんだか気の抜けたビールのよう。

ロジャーがいるだけで、大会の格が数段上がる。

価値が出る。

 

そういう選手なのだ。

 

そのロジャーに匹敵するレジェンドとして、欧州のアイスショーで紹介されるのが、

真央。

「ロジャーと同じくらい人気があるフィギュア界の『生きるレジェンド』」

 

世界最高得点を何回更新しても、

ノーミス演技を何回やっても、

真央を超えることはできない。

 

強いから人気がある、負けないから人気がある、のではない。

 

ロジャーという生き方、

真央という生き方に人々は心を奪われているのだ。

 

ロジャーという生き方はロジャーにしかできない。

真央という生き方も然り。

 

唯一絶対の存在。

 

勝つためにここにいるのではない。

自分をさらに高みへ引き揚げるために戦っているのだ。

 

いつか真央とロジャーの対談を見てみたいなあ。